以下の記事を書きました。
この話を少し深掘りします。deep researchならぬ、deep dive。
発端はChatGPTとの会話にありますので、興味がある方はそちらもご覧ください。
では、いきましょう。
ルーマンはネットワークを志向していたか?
自らのカード箱についてルーマンが語った論文を読んだとき、気になることがありました。彼は「ネットワーク」についてほとんど言及していないのです。
もちろん、硬直的なカテゴリに制約されないで思考を展開していける、といった話は出てきます。開かれた組織化が大切とも述べています。それを図に起こせば、確かにネットワーク図(グラフ)が描けるかもしれません。でも、ルーマンは「よし、ネットワークを作ろう!」と意識してこの方法を始めたわけではないのではないか。そんな疑問がありました。
論文の中でルーマンが重視していたのは、カード箱が対話のパートナーとなることであり、それが「驚き」の発生装置でもあったことです。
あとは、いかにすればその要件が満たせるかという話でしょう。
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